手強い大人ニキビの予防と痕を残さない対処法とは!?

大人ニキビ

10代の思春期にできる思春期ニキビと大人ニキビは違います。
思春期ニキビは過剰に分泌された皮脂が、毛穴をふさいでしまうことが主な原因です。

それに対して、大人ニキビは、ストレスや生活習慣の乱れによって肌の新陳代謝が悪くなったり、ホルモンバランスが崩れたり、メイクが毛穴に残ったりなど、その原因は多岐に渡ります。

また、大人ニキビは、これらの要因が複雑に絡み合っている場合が多く、治りにくいともいわれています。

大人ニキビは放置しておくと取り返しのつかない肌トラブルになりかねません。一筋縄ではなかなか上手くいかない大人ニキビ。

今回はそんな手強い大人ニキビの原因やメカニズム、痕を残さない対処法などをご紹介します。

目 次
☆ 年齢とニキビのできる位置
☆ 大人ニキビのメカニズム
☆ 大人ニキビになる原因
☆ 大人ニキビの進行
☆ 大人ニキビの予防
☆ 大人ニキビの一般的な対処法
☆ 痕を残さない対処法
☆ まとめ

 

☆ 年齢とニキビのできる位置

思春期ニキビは過剰に分泌された皮脂が、毛穴をふさいでしまうことで、皮脂分泌の多いおでこや鼻周りなどのTゾーンに多くできやすいのが特徴です。
思春期ニキビは、第二次成長の終了と共に皮脂分泌が少なくなり自然に治る場合があります。

それに対して、大人ニキビは原因が解消されなければどんどん悪化していきます。
また、思春期とは位置や出来方が変わってきます。思春期ニキビはTゾーンに主にできますが、年齢と共に徐々に下にさがり、あごや口周りなどのUゾーンや首筋などに出来るようになります

 

☆ 大人ニキビのメカニズム

色々な要因で毛穴が詰まることで起こる大人ニキビ。

思春期ニキビは皮脂分泌が少なくなると消えてしまいますが、大人ニキビは原因が皮脂ではなくホルモンや化粧残りなどですので、そのままにしておくと同じ場所に繰り返しでき肌が凸凹になってしまいます。

○  第一段階 : 毛穴の詰り
ホルモンバランスの崩れ・ストレスやメイクの残りなど、いろいろな要因で皮脂の出口がなく、毛穴にたまり始める。

○  第二段階 : アクネ菌の増殖
皮脂を食べ、アクネ菌が増殖、遊離脂肪酸を生成していく。

○ 第三段階 : ニキビ
遊離脂肪酸が肌を刺激、その為、白血球が増殖→ニキビができる

○  第四段階 : 肌サイクルの乱れ
肌を刺激から守るために肌サイクルが乱れる。その為、未熟な角層が作り出される。

○  第五段階 : 肌力の低下
未熟な角層は乾燥・肌荒れを起こしやすく、外的刺激を受けニキビが繰り返される。

○  第六段階 : 各層肥厚
肌サイクルの乱れから、毛穴周りの角質が厚くなり、皮脂の出口をふさぐことで、さらにニキビを作る。

第六段階が終わるとさらに、第一段階へと戻り繰り返されるのが大人ニキビのメカニズムです。

 

☆ 大人ニキビになる原因

思春期ニキビの原因は、ほとんどが過剰な皮脂。

大人ニキビは、ストレス・ホルモンのバランス・長時間のお化粧・オフィスの乾燥など さまざまな原因が挙げられます。

思春期ニキビと同じつもりで皮脂対策ばかりしていては、大人のニキビはなかなか治らりません。

大人ニキビをつくる原因となることに、次のようなものがあります。
・ストレスや生活の乱れ・環境の変化
・睡眠不足や便秘・ホルモンのバランスの乱れ
・肌の水分不足による、角質層のバリア機能の低下。
・脂っぽいものや甘い物・アルコールなど糖分の多い食事や刺激の多い食事。
・鉱物油や刺激性の強い成分を含む化粧品・ヘアリキッドの使用
・洗顔にカルキ(塩素)や化学物質を多く含む水道水を使うことによる肌への刺激。
・運動不足・筋力の低下による、血行不良・新陳代謝の悪さ。
・婦人病(多嚢胞性卵巣など)
上記事項を注意することで、大人ニキビは防ぐことができます。

 

☆ 大人ニキビの進行

初期段階の大人ニキビには、皮脂が毛穴に詰まってポツンと白く盛り上がって見える白ニキビと、毛穴の入り口で皮脂が酸化して黒っぽく見える黒ニキビの2種類があります。

これらを放置しておくと、さらに悪化進み毛穴内に溜まった皮脂を栄養とし増殖するアクネ菌等が炎症を起こし、皮膚が赤く盛り上がる赤ニキビに。

さらに悪化すると化膿ニキビになりますので、初期段階の白ニキビ・黒ニキビの段階での処置をおススメします。

 

○ 白ニキビ

毛穴が閉じ、白い皮脂が見える
※角栓によって毛穴がふさがり、皮脂が表皮の下でたまっている状態
進行して”黒ニキビ”になる。

○ 黒ニキビ

皮脂の押し上げで毛穴が開く
※皮脂が空気に触れ酸化し白ニキビの先端が来るくなって見える状態
”黒ニキビ”が進行すると”赤ニキビ”になる。

○ 赤ニキビ

アクネ菌の増殖により周辺組織が炎症。毛穴周辺も炎症する。
※毛穴の中でアクネ菌等が皮脂を栄養として増殖
”赤ニキビ”がさらに進行して”化膿ニキビ”になる。

○ 化膿ニキビ

炎症がさらに悪化。濃を持つ化膿ニキビになる
※赤ニキビがさらに進み膿を持ち大きくなり、痛み等があり治りにくくなる。

 

☆ 大人ニキビの予防

思春期にできるニキビと違って、大人ニキビができる原因は複雑です。ただ顔を洗って、清潔にしていればいいわけではありません。

肌の乾燥は、大人ニキビの大敵ですので、肌の乾燥を防ぎながらも、余分な皮脂分泌を抑え、肌のターンオーバーを整えることが大切です。肌のターンオーバーを整えるには、定期的な角質ケアが必要です。週に1~2回、刺激の少ないスクラブ剤でやさしく洗顔されることをおススメします。

大人ニキビを作らないための予防策については、一般的なことですがご紹介しておきます。

・規則正しい生活
夜ふかし・睡眠不足など、生活のリズムを乱し体の不調を引き起こします。
これらはニキビ発生の大きな引き金になります。

・肌の水分と脂分のバランスを保つ
肌バランスが崩れると角質層のバリア機能が低下し、トラブルが起こりやすい状態になります。

・メイク
メイクや日焼け止めクリームを塗ったまま寝ないこと。汚れで毛穴が詰まった状態です。

・ストレス
ストレス発散をする。ニキビは症状の悪化や再発には精神的関与が深いようです。

・食事に注意
脂っこい食事や甘いもの・お酒は控えめにしましょう。
ビタミン・ミネラル・植物繊維たっぷりの食事を心掛けてください。

・便秘に注意
便秘になると分解物が異常発酵し有毒物質を発生します。
有毒物質が腸内から吸収されニキビが悪化してしまいます。

・肌に刺激を与えない
肌に刺激を与えるステロイド軟膏などの薬物
肌の皮膚呼吸を止めてしまう化粧品などは使わないようにしましょう。

・洗 顔
朝・晩、しっかり洗顔を行い、肌を清潔に保つこと。
洗顔は刺激の少ない石鹸で、よく泡をたて、すすぎも充分に行ってください。

・ヘアスタイル
前髪が額にふれるような髪型なども皮膚を刺激しニキビを増やすので注意しよう。
髪で覆われている部分は洗顔や塗り薬がなおざりにされやすいので注意。

・服 装
顔や下顎に触れるような服装はニキビの誘発や悪化の原因となります。

・日焼けに注意
日焼けをすると皮膚のピーリングが起こりニキビが良くなる場合もありますが、
逆に角化が促進し皮脂が詰まりやすくなり、ニキビを誘発したり悪化させる場合があります。

・ホルモンバランスを正常に保つ
女性ホルモンは、体脂肪が20%ないと正常に機能しません。
ダイエットでタンパク質や脂質をカットし過ぎないよう注意してください。

・生理不順
生理不順なども注意が必要です。体調が悪いと感じたら、婦人科で相談するのもテです。
婦人科にでニキビの原因が見つかる場合も多いです。

 

☆ 大人ニキビの一般的な対処法

過剰な皮脂を抑えるケアをすればいいという思春期ニキビに比べ、大人ニキビは原因も複雑。ニキビができた原因は何だろう? と、自分のライフスタイルを冷静に振り返ってみることで、対策が見えてくるかもしれません。

 

○ 大人ニキビの洗顔方法

大人ニキビといっても思春期ニキビとおなじで、肌を清潔に保つことが大切です。
基本的には洗顔は下記のことに注意して行ってください。

・くまなく洗う
あごのラインは、耳の後ろまで洗う気持ちで洗ってください。そして、すすぐ時には洗うとき以上にさらに注意して、こめかみや眉間、髪の生え際などはすすぎ残しが多い部分ですので、泡が残っていないか鏡で確認するよう心がけてください。

・すすぐ際の水温
冷たい水や熱いお湯は、デリケートになっている肌には刺激が強すぎます。すすぐ際は、肌に負担をかけないようにぬるま湯程度のお湯で洗い流してください。

※1.洗顔することで、ただでさえ肌の保湿や外に刺激から肌を守っている「皮脂膜」は剥がれています。肌に刺激を与える(例:ゴシゴシ洗う)ような洗顔やすすぎをしないでください。

※2.ニキビができたときこそ、刺激にならないよう、いつも以上に優しく丁寧に洗いましょう。蒸しタオルをのせて、ごわついた角質を柔らかくしたり、毛穴を開かせるのも効果的です。

 

○ 大人ニキビのスキンケア

大人ニキビができた肌はとても敏感な状態になっています。皮脂は過剰なのにバリア機能は低下しているため、化学的な刺激を感じやすくなっています。

自分でできる対処法として、刺激の少ない石鹸で、顔をこすらずに優しく洗うようにしましょう。

ヘアスプレーやワックスを使用した場合は、前髪が顔にかからないように気をつけましょう。食事も新鮮なフルーツや野菜を食べ、ビタミンCを多くとってください。

また、化粧品による刺激、髪の毛による刺激、メイク、にきびをさわるクセなど、大人ニキビを悪化させる原因となるような刺激を受けないようにすることが大切です。

さらに、大人ニキビの肌にはコメド(毛穴にたまった皮脂)ができにくいコスメ、また肌を酸化させない抗酸化コスメでしっかりとスキンケアすることが重要です。酸化した皮脂を放っておくとはにきび菌が好む肌環境が作られてしまいます。 夜はしっかりと洗顔して引き締め効果のあるローションをやさしくていねいにパッティングし、毛穴をきゅっと閉じましょう。

 

☆ 痕を残さない対処法

跡が残らないようにするためには、症状が軽い白ニキビや黒ニキビの段階で治療をし、完治させることが大切ですので、もし症状が悪化して赤ニキビになってしまっても、長期間化膿したままにしないように注意が必要です。

また、ニキビを化膿させないようにするためには、生活習慣、食生活のリズムを整え、皮膚を清潔に保つなど、健康的な生活を送ることが一番です。

・赤みのある炎症の場合

まず、炎症が起きてしまったニキビはその炎症を沈静させることが大切です。
赤い炎症が目立つために無理に潰してしまったりすると、余計に完治までの時間を要することとなってしまいます。

肌の内部で起きた炎症はメラノサイトを刺激し、メラニンを合成します。それがニキビ跡の沈着となって残りやすくなってしいます。

この段階でビタミンC誘導体によるスキンケアを用いると、メラニンの合成が抑制されるためニキビ跡が残りにくくなります。また、内服によるビタミンC製剤の併用もおススメです。

・色素沈着の場合

古いニキビ跡は、“炎症”が起こると肌は自らを守ろうとしてメラニンをつくります。それがうまく代謝されないことで起こる色素沈着です。この状態はビタミンCだけのケアでは難しく時間がかかります。

古いニキビ跡のケアには、ターンオーバーを促進させることが一番です。AHAによるピーリングでターンオーバーを促して、皮膚の奥の色素沈着を外側に送り出すことで徐々に排出されていきます。

手っ取り早く解決してしまいたい場合はレーザー治療もひとつの手です。

・凸凹になったクレーターの場合

ニキビが治った後に、肌の表面が月のクレーターのように陥没したり、隆起してしまったタイプ。この場合、ニキビが治る段階で、細胞は一生懸命にその場所を修復しようとしてコラーゲンが異常産生されることによってこのような状態になってしまいます。

炎症が重なり、肌表面が傷つき、毛穴で起こった炎症が、周囲の正常な皮膚にまで影響を及ぼしてしまっています。ダメージを受けた肌が、急いで修復しようとすることで凸凹状になるともいわれています。

この状態は治療も非常に困難です。専門医へご相談されることをおススメします。

 

☆ まとめ

一筋縄ではなかなか上手くいかない大人ニキビ。できてしまったニキビをできるだけ跡にしないようなお手入れと、新たなニキビを作らないようにするためのお手入れが重要です。じっくりと焦らず取り組むことが鉄則です。

 

☆ しっかり落としたい化粧汚れ、毛穴の詰まりをサッパリと洗い流す
  ”しろつやびじん

しろつやびじん

 


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